【残心GROUP 児童福祉事業】 ― 食から気づきへ。気づきから学びへ。学びから未来の選択肢へ。―
【残心GROUP 児童福祉事業】
― 食から気づきへ。気づきから学びへ。学びから未来の選択肢へ。―


酒場しょくどう残心 那覇本店では、児童福祉事業の一環として、毎週土曜・日曜・祝祭日を中心に、学童や奥武山公園などで「お弁当型の子ども食堂」を実施しています。
私たちが届けたいものは、食事だけではありません。
「食」を入口に、人や社会の状況に気づき、知り、学び、自ら未来を選択するための選択肢と出会える環境をつくること。
そして、その価値観を次の世代へつないでいくこと。
これが私たちの基本理念です。
■ なぜ「誰でも利用できる」のか
子どもの貧困、とりわけ相対的貧困は、外見だけでは分からないことがあります。
また、支援制度や地域活動が存在していても、必要としている人がその存在を知らなければ、支援にはつながりません。
私たちは、大人からは見えにくい子どもの小さな変化に、日常を共にする同世代の子どもだからこそ気づくこともあると考えています。
だから残心の子ども食堂は、貧困世帯だけを対象にしません。
貧困世帯・非貧困世帯という線引きをできる限り表面化させず、誰でも自然に利用しやすい「お弁当型」にしています。
子どもが活動を知る。
友達へ伝える。
家庭で保護者へ伝える。
保護者から別の家庭へ伝わる。
【子ども → 子ども → 保護者 → 家庭 → 地域】
この自然な「気づきと共有」の循環そのものも、私たちは児童福祉の一つだと考えています。
■ お弁当は「入口」
「支援を受けに行く場所」ではなく、
「お弁当を受け取りに行ける場所」。
誰でも利用できる日常的な入口をつくることで、福祉との心理的な距離を近づけたい。
そして、食事を受け取るだけで終わるのではなく、
気づく機会。
知る機会。
学ぶ機会。
相談できる環境。
利用できる支援。
未来を考えるための選択肢。
そうしたものと出会える環境へつなげていきたいと考えています。
■ 私たちが考える「自立支援」
私たちの役割は、当事者の人生の答えを決めることではありません。
本人が自分の置かれている環境について知り、未来について考え、自ら選択していくための「気づき・学び・情報・選択肢」と出会える環境をつくることです。
子どもだけではなく、保護者にも地域との接点や情報が届く環境をつくる。
それも残心が大切にする保護者支援です。
■ なぜ続けるのか
私たちは、子ども食堂だけで貧困という社会課題そのものをなくせるとは考えていません。
だからこそ、「貧困をなくす」という言葉だけを目的にはしません。
社会課題が存在し続けるのであれば、
「気づくことのできる環境」も存在し続ける必要がある。
必要な人が支援を知ることのできる環境を残す。
子どもたちが社会について考える機会を残す。
保護者が地域とつながるきっかけを残す。
そして、自分の未来を変えるための価値観や方法、選択肢と出会える環境を残す。
私たちが後世に残したいのは、配布したお弁当の数だけではありません。
子どもの頃にこの活動を知った人が大人になり、いつか誰かの変化に気づき、今度は誰かを支える側になるかもしれない。
その価値観が、さらに次の世代へつながっていくかもしれない。
【食 → 気づき → 学び → 共有 → 選択肢 → 自立 → 継承】
食から、気づきへ。
気づきから、学びへ。
学びから、未来の選択肢へ。
そして、その価値観を次の世代へ。
残心GROUPは、飲食事業を通じて生まれた力を地域へ還元し、事業と福祉を継続的につなぐ「地域貢献型店舗」を目指します。
今日、支援を必要としない人が、明日は誰かの支えになるかもしれない。
今日、支援を必要としている人が、未来には誰かを支える存在になるかもしれない。
「支援する人」と「支援される人」だけに分けない社会へ。
私たちは、食を入口に、人と人が気づき合い、学び合い、支え合える地域の未来をつくっていきます。
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